あたらしいおともだち
2006年 01月 14日
夏休みに入ったというのにフレッドは、1日特別学校に行かなければならなくなりました。
今まで遊んでいたのがよくなかったのでしょう。
隣の学校の子といっしょにお勉強です。
その子がたおるでした。
「ぼくねー、ぼくねーフレッドっていうんだよ。よろしくね♪」
「・・・・・・。よろしくだぜ。」
先生が言いました。
「はい、ではここまでね。20ページまでやってくださいね。
あとでみにきますね。」
といって先生は教室を出て行きました。
先生も暑いのかてきとうです。
くんくん、くん。
「おまえ、なんかサッパロの匂いがするね。甘い香りだよ」フレッドが話し掛けました。
「そばにくるなよなぁ、おれは形の違うテリオットとは口はきかないんだよ。ふん。」
とたおるは冷たくあしらいました。
ちょっと鈍いフレッドは気にもしません。
「たおる、もうできたの。もうできたの。見せてくれよなぁ~」
「見せないよっ。自分でやれよなぁー、おれ、ほんとはパッパラパー
じゃないんだぜ。おうちのお手伝いしていて勉強が遅れたんだぜ。
ききっ」
「ぼくもパッパラパーではないよ♪」
「ふん。パッパラパーだぜ。」
キンコンカンコーン♪
鐘の音が鳴り先生も二人のノートを集め、お勉強は終わりました。
「帰るぜ。」とたおるは慌てて教室を出ました。
「遊ぶぜ、遊ぶぜぃ~」
「遊ばないよ」とたおる
たおるの帰る方向にフレッドもついて行きました。
「来るなよなーおれは帰ってサッパロ畑を手伝わないといけないからなー」
「サッパロって畑なの?木になるものかと思ってたぜ。おれも手伝うよ!」
「ふん、やっぱりパッパラパーだぜ。サッパロは地面になるんだよ。じゃぁ手伝えよな。」
二人はたおるの家の方に向かいました。
つづく。
※サッパロ=パイナップル
今まで遊んでいたのがよくなかったのでしょう。
隣の学校の子といっしょにお勉強です。
その子がたおるでした。
「ぼくねー、ぼくねーフレッドっていうんだよ。よろしくね♪」
「・・・・・・。よろしくだぜ。」
先生が言いました。
「はい、ではここまでね。20ページまでやってくださいね。
あとでみにきますね。」
といって先生は教室を出て行きました。
先生も暑いのかてきとうです。
くんくん、くん。
「おまえ、なんかサッパロの匂いがするね。甘い香りだよ」フレッドが話し掛けました。
「そばにくるなよなぁ、おれは形の違うテリオットとは口はきかないんだよ。ふん。」
とたおるは冷たくあしらいました。
ちょっと鈍いフレッドは気にもしません。
「たおる、もうできたの。もうできたの。見せてくれよなぁ~」
「見せないよっ。自分でやれよなぁー、おれ、ほんとはパッパラパー
じゃないんだぜ。おうちのお手伝いしていて勉強が遅れたんだぜ。
ききっ」
「ぼくもパッパラパーではないよ♪」
「ふん。パッパラパーだぜ。」
キンコンカンコーン♪
鐘の音が鳴り先生も二人のノートを集め、お勉強は終わりました。
「帰るぜ。」とたおるは慌てて教室を出ました。
「遊ぶぜ、遊ぶぜぃ~」
「遊ばないよ」とたおる
たおるの帰る方向にフレッドもついて行きました。
「来るなよなーおれは帰ってサッパロ畑を手伝わないといけないからなー」
「サッパロって畑なの?木になるものかと思ってたぜ。おれも手伝うよ!」
「ふん、やっぱりパッパラパーだぜ。サッパロは地面になるんだよ。じゃぁ手伝えよな。」
二人はたおるの家の方に向かいました。
つづく。
※サッパロ=パイナップル
by kaya_terriot
| 2006-01-14 00:32